メーデーの夜にBruce Springsteenを聴く
Bruce Springsteen は素敵だった。
彼の着こなすアメカジをお手本にして、短い足のくせしてジーンズばかり穿いていた。
BORN IN THE U.S.A は本当によく聴いたアルバムである。
Dancing in the dark が一等いい。
今夜はまずこいつからにする。
すると、Cheap Trick の The Flame なんかを思い出すわけだけども。
Darlington County に戻す。
よきアメリカの連帯感みたいなものが伝わってくるから心地よい。
いまや日本もUSAも、根っこでは皆がつながっているんだという連帯感を形成し得なくなっている。
20年前にも「格差」は確かにあった。
それでも、若者が糸の切れた凧のようにたとえ生き急いでも着陸する地はあったはずだと思う。
いまはどうか。
糸の切れた凧は、たぶん帰還できない。
誤りを取り戻すことが困難な時代だ。
U.S.Aへの憤懣はグローバル化し、この国にも襲いかかってきた。
空虚なメーデー。
嘘っぱちの連帯。
BORN IN JAPAN
Japs …
愛国心を次代に強要しようとしている自分たちはいったい何者か。
暗闇でも踊り続けていくしかない。
おとなしくなったら、多分おしまいだ。
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