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911は PORCHE

忌まわしい出来事は、その日付に刻まれる。
ワタシタチ側の世界では、911はセンセーショナルな出来事として記憶されている。
この時代を生きているものには忘れがたい日付なのかもしれない。
ただし、日々(=ある意味では名のない日)殺戮と不毛なテロルが繰り返されている現在までの状況を200x事件Sとして後世歴史家はかってに命名するかもしれない。
「21世紀は国家とテロとの戦い」と予言したかつての戦略家たちは確実に墓碑銘に刻まれていくのであって、憎悪の連鎖の半減期は途方もなく遠い。

911に際して、いつも去来する思いがある。
きょうは何の日、それは正直な話、PORCHEの日なのであった。
ボクの憧れ。
少年の目のなかのスーパーカーは、「911」と冠していたから。

同時多発テロなど想像すらしなかったボクの価値観のなかに、あの死の旅客機が切り裂いたワタシタチ側の世界の「平和」という虚構が落ちてきた。
少年の夢「911」はどうしようもなく低俗に貶められた気がしてならない。
この世界には憧れてはならない「世界(アナザーワールド)」が存在する。
そのことの自分なりの解に出会うまで、ボクの夢はご法度だと思っていい。

アフガニスタンのアウトバーンを911ターボで横断する日。
夢の中でもたどりつけそうにない。
365日のうち1日くらいは戒律があっていい。
本当に、毎日好き放題なんだから 。

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