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雄冬のUFO

Ofuyu_ufo

秋空が続いている。
道の行く手にはいくつもの隧道と入り江があり、やがて岬にさしかかる。
ここは果ての岬ではない。
その昔陸の孤島だったのだ。
カンバスのなかに異様な物体が見えてきた。
ここには一見UFOあるいはきのこみたいな展望台が山のうえににょきっと生えている。
冬になったら当然たどり着けない。
だから寄り道するしかない。

ここで100年後の北海道を想像してみる。
見えてきた。
その昔陸の孤島だったこの場所は無人島になっているではないか。
それも異国の。
ここにある墓碑はみなただの石になってしまった。
雄大な夕陽をしても父祖を偲ぶ人影はつくれない。
みんなどこへ行ってしまったのか。

未確認飛行しているこの国の行く末をここ雄冬から考える 。


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