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視野界

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3・11が近づいてくると多くのテレビ番組が震災復興の歩みを編集した映像を流す。
受けとめる側の和多志は相変わらず渇いている。
勢いよく次々に出てくる水道水のような映像のそれらにいちいち感傷的になったりしてはいけない。
努めてそう思うようにしている。
「津波の映像が流れます」のテロップにもすっかりなれて和多志は去年よりも渇いていく。
普通なら名の知らない花でも美しいと思うものだ。
でもあのときからなにか違う。
目を疑うという状況が常態となり、あったはずの心眼がつぶれてしまったのかもしれない。
見ているようで見ていない。
見えないのだ。
その代わりに震災にピリオドをつけようと躍起になっている為政者たちのことがよく見える。

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