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携行本

少しかさばってしまうものの出先での空き時間を利用するために本を携行するようにしている。

現在は「藤原氏の轍」。この次は「9条入門」ということになっている。

「藤原氏の轍」は今更ながら日本史への興味をかきたててくれるし、「9条入門」は未整理なまま投げ出してきた私なりの疑問点に良答をもたらしてくれる。

両著ともに一度読みでは腹八分にも及ばない。

ゆえにこの先数週は携行本としてちょい喰いし続けて平らげることになる。

とくに「轍」のほうは人名に史実を括り付けておく記憶力を試されるのでページを遡って読み返してばかり、いっこうに捗らない。

本を携行するという行為。中断した時期もあったが、通勤でも出張でも旅行でも散歩でもこれでないと「私」ではないのだろう。

遠い日、ポケットにナイフをしのばせた少年になるよりも愛読書をいつも取り出せる少年になることを選択した。

心を平静にさせておくには今も読書以外に術はないという証拠かもしれない。

 

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