« アベ首相 | トップページ | 縁起 »

hogeヰ

IWCを脱退したわが国は昨日から商業捕鯨を31年ぶりに再開した。

当時日々水産新聞を読んでいた私はこんなフレーズを覚えている。

「もうクジラでは商売できない」、関係者の声とはこうだったのだ。

この間、水産行政がねじれるように動いて迷走したのは政治屋のお節介の仕業に他ならない。

国際法の枠組みから外れる蛮行に至ったのは「固有の食文化」の大義名分がまかり通ると浅慮したお節介な人たちの存在なのだ。

彼らは多分クジラの刺身なんて食べない。断然ビフテキのほうが大好きなあぶらギッシュなおじさんたちだったのだ。しかも、視界も世界も狭い。

さてさて今回の件、再開した商業捕鯨だが実のところ数量規制を設けている。

商業捕鯨なのだからお構いなくバンバン獲ればいいじゃないかッとつっこみを入れたいところだが、実情は複雑であるようだ。

単純にクジラ消費の低迷にさらされる予測があるからかもしれない。

日本近海で捕獲できるようになったことでより新鮮なクジラ肉に触れる機会が増えそうだが、私たちは正直なところどうだろう。

食べ物としてはさほど美味しくないといった印象がつきまとっていては食品市場では生き残れないに決まっている。

海のジビエとでも宣伝して裕福層に良い部位を高値で購入してもらう位かな、食肉として安くないクジラ肉には需要はなさそうだ。

ミンククジラは身より脂。

ツチクジラなんてたぶん流れ流れて肥料でしょ。

日本中の冷凍倉庫には採算の合うクジラを保管する十分なスペースはないはずである。

数年先にIWCに泣きつくのは誰の大臣のときだろう。

現状のオブザーバー参加なんて誰もまともに相手してくれないということの証左であって、このことを正しく捉えるための情報が乏しかったのはこの間の大メディアの取材力に問題があるからだ。

大量のフードロスを生み出している国の捕鯨なんて世界の目にはhogeだってことかな。(ざんねん)

 

 

 

 

 

 

|

« アベ首相 | トップページ | 縁起 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。