メタファーとしての「ミスター」
6月4日午前4時30分
起床した。
首筋が張って少しだけ痛む。
戸外は細かい雨が降っていて、頭のなかはとても空っぽ …
「ミスター」が亡くなってからまだ24時間経過していない。
この朝の訪れはいつもと同じだ。
残念なくらい。
でもそれでいい。
もう朝刊が届いている。
この朝は訃報を復誦しなければならないのだ。
「国民的英雄長島茂雄さん亡くなる」
そう何度も囁こう、言葉を発することで本日を始めよう。
唱えるように唱えるように、感謝を込めて。
世田谷の浄真寺には「ミスター」の生前戒名を刻した墓石があるという。
南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏
「九品院殿希譽英徳巨聖茂雄大居士」となってしまった昭和生まれの誰もが知っている長嶋茂雄さんに
合掌
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