編集長の詩

たのしむのお盆

出かける前に朝ドラに触発されて詩を書きました。

今朝の詩。

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空気

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この空気。

空気を吸って私たちはたぶん生きている?

このごろ特に息苦しいのはなぜか。

私の肺が不調になったせい。

あなたの喫煙が増えたせい。

私の感受性が強めなのか。

あなたの語勢がきつめなのか。

突然溺れそうになるくらい私もあなたも実は苦しいのです。

この空気。

あなたのものです。

この空気。

私のものです。

ではこの空気、浄化いたしましょう。

美味しくしましょ。

適度にしましょ。

もっと透明に。

もっと柔らかく。

もっと丁寧に吸い込みましょ。

かつて「空気」の研究って本読みました。

空気ってこわいな、そう思いました。

読み進めるうちに気分が悪くなりうんざりして、その明け方のぼってくる朝日が可哀想でした。

あれから空気はどうなったか。

真実はわからないまま、信じ得るかぎりの空気のなかを暮らして来て、幸い今朝も生きている。

空気をかきまわすのは実体なんかわからないのにメディアと呼んで案外重宝に使って来ました。

たとえば都合の悪いことは載せない朝日と同じ名前の新聞があります。

ついでにスポーツ新聞も。

空気は変わるはずです。

そう信じて来ました。

そう信じることができなくともこの空気を吸うのですが。

明朝、特に特に息苦しいと感じたら、酸素の次に大事な何かを吸入しに出かけなければなりません。

どこに行けばよいのかわからないけれど。

たぶん空気のなかです。

 

 

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デモテープ、返したよね

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封筒

封して思いは込めた
封して宛先未記入で差し出した

封して誤字に気づいた
封してニュアンスの違いにも気づいてしまった

封してしまったから思い出してはいけない
封して失われたことを悔やんではならない

封筒を使う最大のメリットは
時間を止めることができるということでしょ ・・・
対話型のタイムマシンが一瞬現れてたちまち消えていった


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katami

父のかたみのジャケットを着て今日は勤めた。
家路。
てかてかに凍った路面に深く春の光は潜んでいる。
帰宅。
眠気と疲労の塊に問いかけてくる息子は飯を炊いて待っている。
・・・
今晩は何を食べようか。
・・・
かたみをハンガーに吊す。
・・・
遺影の前の菓子折に食べかすをさがす。
・・・
奥歯の痛みが徐々にひろがる。

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